西山 亮 Ryo Nishiyama (日本・北海道在住)
1955年札幌市生まれ。
77年〜81年舩木倭帆氏に師事。83年故郷の北海道に戻り、長沼町に工房GLASHAUSを設立し、独立。以来、数々の賞を受賞し、ガラス作家としての地位を確立、ファンも多い。

「美しく、使いやすい器」
アルチザンが目指す初心

 ガラス作家として独立したのが28歳。活気盛んな若き青年は、ガラスの可能性を探るべく、様々な手法、大きさの限界に次々に挑戦。「見る人を一瞬のうちに感動させるような作品を作りたい」との熱き想いが、素晴らしいガラスのアート作品を生み出し、ガラス作家としての確固たる地位を確立していった。だが、舩木倭帆氏の元で「器」からガラス工芸を出発した西山さんにとって、「器」は永遠なるテーマ。「見せるオブジェは1点主義。ところが、器は美しく、使い勝手のいいこと、同じエネルギーでいくつかを作ること。あらゆる意味で難しい」と謙虚に語る。爽やかな風を感じる軽やかな西山さんのガラスの器。北の大地で、熟練した仕事師・アルチザンの新たなる挑戦は続く。         (片岡)

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