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花、花瓶、壺、植物の種、そして靴……。レナの描く絵のモチーフは女性らしい美しさに満ち、はかなげな小さなものが多い。
実生活でもガーデニングは彼女のいちばんの趣味で、特に春咲く花が好き、毎年何百という球根を庭に植え、古風な家を花でいっぱいにすることに夢中になっているのだという。
フィンランドの郵便切手はそのデザインの美しさで知られているが、レナの描く花をモチーフとした切手は人気が高く、2005年には、りんごの花の切手がその年作られた「最も美しい切手」に選ばれている。
日本の短歌の持つリズムや省略された表現にインスピレーションを受けるというレナ。部屋を飾りたてるのではなく、自分の好きなものだけをひとつふたつと集め、その空間を楽しむようなそんな作品群である。
(片岡)
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