2010 Summer Art Collection
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ミルダバーグ
2010 Summer Art  Collection
舩木倭帆
1965年エストニアの首都タリンに生まれる。有名な画家を父に持ち、そのアトリエで成長。現在は、エストニアの国有林の懐、緑豊かな自然の中に家を構え、家族と愛犬とともに住んで、次々に意欲的な作品を生み出している。IBBY(国際児童図書評議会)の名誉あるリストに、エストニアのイラストレーターとして、ただ一人名を連ね、国を代表する画家として、切手にも絵が使われている。
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  ミルダバーグの魔法 脳が笑い、微笑みがもれる
それは1997年11月。フィンランドのヘルシンキにある老舗デパート、ストックマンでの出会いだった。絵はがきほどのその小さな絵は安物の額に納まって、無造作に並んでいた。深く落ち着いたしかし美しい色彩と奇妙なテーマ。心の中に何かがしのび込むような不思議な感覚にみまわれ、その絵を買った。ホテルに帰って額を外した。画家のサインはJuri Mildeberg。
初めての出会いから、10年以上の歳月が流れて、ミルダバーグは今やエストニアのみならず、北欧を代表する画家となり、数々の賞を受賞。最も新しいニュースとしては、来年2011年「国際子どもの本の日」の告知用ポスターに選ばれるという栄誉を得たという。このポスターは世界160カ国以上の国に配布され、世界中の絵本好きの人々の目に留まることになる。
ミルダの絵のどこが好き? 何が魅力的? そんな難しい質問には答えがない。なにしろ「魔法」にかけられてしまうのだから。2011年、彼はいったいどれだけの人を魔法にかけてしまうつもりだろうか。非常にわくわくすると同時に、広く知られることは、ひとりのファンの心理としては、正直残念な気持ちも少しある。
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