CEFI REPORT
 

モバイル・ワークショップ(移動教室)
いよいよ始動 !

 モバイル・ワークショップは、2003年12月来日していたアフガニスタン人の映画監督セディク・バルマク氏(映画「アフガン零年」でゴールデングローブ賞を受賞)との話し合いの場で、監督が提案したシステムです。
 これは、学校に行くことができない子どもたち、教育を受けられない母親の元に、教師がチームを組んで出向いて行き、そこで教えるという小回りのきく、いわば移動教室です。
 今回の旅の目的のひとつが、モバイル・ワークショップの立ち上げでした。そこで、3月10日カブールに入ると同時に中古のワンボックス日本車を購入(大阪府仏教青年会がこの車を購入し、CEFIに寄贈)、改装にとりかかりました。
 IDPキャンプに先生や本などを運ぶモバイル・ワークショップの活動の足になる大切な車です。この車がやってきたら、みんなが笑顔で出迎えたくなる、楽しい車にしたいと思いました。
 東京で活躍中のイラストレーター濱田るり子さん(CEFIのスタッフ)にイラストをメールで送ってもらい、それを元にアフガニスタン人の絵かきに車のボディーに元気な絵をかいてもらいました。これと並行してモバイル・ワークショップを開催するキャンプの選定に入りました。本来はカブールの外に出て、村を回る方がより必要度が高いのですが、治安の問題から、まだカブール以外は無理との結論。IDPキャンプの中から、デーマザンクで2クラス、チャマネ・バーバリックで1クラス、ワイスラバードで1クラスの合計4クラスをスタートさせることになりました。

▲元気な絵が描かれたモバイルカーは、カブールの名物になるかもしれない。
▲地方の村から出てきた女性の多くはブルカを着ている。女性のクラスでは、徐々にブルカを脱ぐことも指導していく。
▲ワイスラバードの第1回目のクラスを終え、記念のノートと鉛筆をもらう女性。学んでいくことの証しとして。
▲ワイスラバードでは、子どもたちのクラスに対する要望が強かった。というのも、公立の小学校が遠すぎて、通いきれないらしい。学校(モバイル・ワークショップ)がやってくると聞いて大喜びの少女。
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